1992-03-26 第123回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
○坂井(隆)委員 昭和二十五年の放送法案の提案理由の補足説明というのを勉強してみたのですけれども、そのときにその説明の中において、第一に、「全国津々浦々に至るまであまねく放送を聴取できるように放送設備を施設しまして、全国民の要望を満たすような放送番組を放送する任務を持ちます国民的な公共的な放送企業体とこれはNHKですね、「個人の創意とくふうとにより自由闊達に放送文化を建設高揚する自由な事業としての」
○坂井(隆)委員 昭和二十五年の放送法案の提案理由の補足説明というのを勉強してみたのですけれども、そのときにその説明の中において、第一に、「全国津々浦々に至るまであまねく放送を聴取できるように放送設備を施設しまして、全国民の要望を満たすような放送番組を放送する任務を持ちます国民的な公共的な放送企業体とこれはNHKですね、「個人の創意とくふうとにより自由闊達に放送文化を建設高揚する自由な事業としての」
一点は、公共的ないわゆる放送企業体のNHKと、個人の創意と工夫による自由濶達な放送、いわゆる民間放送、この併存体制は、前回の放送法改正のときも今後とも維持するということは結構だと、こういうふうに私も思っておるわけでございますけれども、しかし放送サービスの現状から見てみますと、NHKのメディアは、テレビは総合と教育の二チャンネル、ラジオは中波二、超短波、FM一、国際放送一の四チャンネル、テレビの音声多重放送
このサービスは今後といえども維持していくべきであろうという御答申もいただいておりますので、先生のおっしゃるような形ですぐ減量経営だという結論を出さないで、副次収入の増加等についてもいま経営委員長お触れになりましたけれども、いろいろそういう工夫をこらしながら、何としても国民の期待に沿う放送企業体としての行き方を全うしたいというふうに考えておるわけでございます。
NHKの経営形態につきまして、かくあるべしということではむしろなく、現状を御説明をしたということにとどまる程度だったと思うわけでございますが、ただ、現在の経営形態につきましては、わが国の放送事業形態、全国津々浦々に至るまであまねく放送を聴取できるように放送設備を設備して、全国民の要望を満たすような放送番組を放送する任務を持つ国民的、公共的な放送企業体としてのNHK、そして個人の創意と工夫とにより自由濶達
○政府委員(牧野康夫君) 明年の冬季オリンピックのカラーのテレビジョンをソビエトに送ってほしいという申し出は、四月の上旬ごろ、先ほどの板野副社長からお話のありましたソ連のジャムシン氏が来朝しました折KDDに話があり、またヨーロッパの東欧諸国の放送企業体の連合体であるOIRTというところからNHKに対してもそういう申し出がございましたし、それからまた外務省を通じても、そういう話があるわけでございます。
すなわち、わが国のラジオ放送がうぶ声をあげたその初期には、東京、大阪、名古屋の三地域において、それぞれ独立経営による放送企業体が併存していたのでありますが、大正十五年になって、統合組織体としての日本放送協会が発足し、実質的な独占形態として全国ネットワークの拡充をはかりつつ、その機能を発揮してまいったのであります。
しかも、北海道から九州に至るまで、こういう大臣の行政的な条件つきでテレビに予備免許を与えたにかかわらず、隠然としてそういう放送企業体を少くとも独占するか、あるいは支配的にこの地位を確保しようという暗躍明動が盛んに行われておるわけでありますから、前にも申し上げましたように、郵政省、ことに電波監理局という監督官庁としましては、こういう再免許をするかいなかの問題のときにですね、私は一番政府としてそういう悪風
すなわちNHKは、全国民があまねく放送の利益を享受するために、特に法律をもって設立したところの、国民の利益に奉仕することを唯一の目的とする一切の営利性を排除した非営利の公共的放送企業体であると考えます。
○松前委員 大体御答弁で御趣旨はわかりましたけれども、ただいまの民間放送なるものが、NHKの放送との対照においてみずから反省をするというあり方は、私も先ほど申し上げたようにラジオ東京だとか何とかいうような、いわゆる大都市にある大放送企業体というものは、そのような傾向をたどるものであると思うのであります。
この間放送協会は真に国民的な、公共的な放送企業体として運営されることを念願し、そのために私どもは日夜最大の努力を払つて参つて来ておるのであります。
放送企業体としての職能、使命ではあるが、併しそれにおのずから研究に回す費用の限度というものはある、而もそれに対して政府はどう考えてそれに対処するか。やらさすべきであるならば更に国の経費を以て補助してやる、そういうふうな点まで私は配慮が行かないと、日本放送協会としての財政面から来る制約と、その使命とがどこかで一致しなければならんと私は思う。
殊に日本の青少年はこの大戦の結果、諸外国の青少年よりも更に気の毒な立場にありますから、何としても公共放送企業体としまして私どもはこの青少年に対してできるだけのことをしたいと考えるのであります。これらの青少年の中には学校教育を受けられない者や、又更に高い課程の学問を希望する社会人としての青少年が誠に多いのであります。
そこでわが国におきましても唯一の公共放送企業体でありますところの日本放送協会がテレビジヨン放送を行いすれば、その持つておりますところの中波の全国的ネット・ワークを利用いたしまして、その施設、人的要素及び中波を合せました番組の各面におきまして、合理的な適切な運営が可能となるものと存ずるのであります。
これに対しまして日本放送協会は、放送法制定の趣旨並びにその規定によりまして、公共の福祉のために、あまねく全国において受信できるように放送施設を整備いたしまして、全国民の要望を満たすような放送番組を放送する任務を持つところの公共放送企業体でございます。
今この法案が、ラジオの全国普及とその公共性維持のため、特殊法人としての日本放送協会を設立いたしまして、現在の唯一の放送企業体であるNHKを全面的に吸收し、しかも放送という特殊な事業の性格によりまして、公共、公団の線を避けましてパブリツク・コーポレーシヨンとしたことは、大いなる意義を見出すものであります。
この放送法案の特色といたしまするところは、第一には、我が国の放送事業の事業形態につきまして、全国津々浦々に到るまであまねく放送を聽くことができるように放送設備をいたしまして、全国民の要望を満たすような放送番組を放送する任務を持ちますところの、国民的な公共的な放送企業体を一つ作りまして、これと対照的に、個人の創意と工夫とによりまして自由闊達にこの放送文化を建設高揚する自由な事業としての放送企業体、いわゆる
我が国におきましては、大正十三年に初めて放送が生れましてから、最初極く僅かの期間だけの間は東京と、名古屋と大阪に、それぞれ三つの放送企業体が生れたのでありまするが、放送事業をできるだけ速かに全国的なものとし、全国どこにおきましてもこの放送文化の恩恵に浴し得るようにするためには、このように都市を中心とした單なる民間企業の寄せ集めでは到底その目的は達成し得ないという結論から、時の政府におきましてこの三うを
○政府委員(網島毅君) 私共といたしましても、できるだけ放送協会と民間の放送企業体とが協力して、一面お互に競つて内容を向上させると同じように、他面協力して行くことを非常に希望しておるのでありまするが、この日本放送協会に対して非常に有利だというふうに今おつしやつたのでありまするが、これは事実においてそれを認めざるを得ないと思います。
すなわち現在独占的に行われております放送事業を国民一般にも自由に開放し、国民的、公共的な放送企業体と、自由な文化放送企業体との一本建とし、これによつて放送事業の民主化並びにその発展を期し、国民に十分な福祉を享受せしめんとするものであります。
すなわち現在独占的に行われております放送事業を国民一般にも自由に開放し、国民的、公共的な放送企業体と、自由な文化放送企業体との二本建とし、これによつて放送事業の民主化並びにその発展を期し、国民に十分な福祉を享受せしめんとするものであります。
即ち一つは全国津々浦々に至るまで、普く放送を聽取できるように放送設備をいたしまして、全国民の要望を充たすというような放送番組を放送することを任務といたしますところの、国民的な、公共的な放送企業体でありまして、第二は個人の創意と工夫とによりまして、自由闊達に放送文化を建設高揚する自由な事業といたしましての放送企業体、いわゆる一般放送局、又は民間放送局、こういうものでございます。
新らしい放送法案の眼目は、第一には、全国民の要望を充たすような番組を放送する任務を持ちます国民的な公共的な放送企業体を置きまして、他方放送の自由の原則を高揚いたしまして、商業形態の企業をお許しになつて、我が国の放送文化の発展を期するというお考えのように拝察いたしまして私はこの法案に原則的に賛意を表する者でございます。